ジンコウガクエン従軍日誌

　ウチの独子さん。「お前は黙って○○との仲を……」のアングル変え。最近のお気に入り(･ω･)

　JG2のスクショのフォルダがだいぶ重くなってきたので、整理整頓しております。ジンコウ関連はひと段落するでしょうが、来年はスタジオ系がどばっと来ると思われますので、画像系フォルダのお掃除でございます。

　そんな中、ぱっと浮かんだ軽めの妄想を。例のごとくキラチャーム主人公な「俺」と、今回は貞操緩め女子のハーレムネタで。男の子向け煩悩強めの内容ですが、これも一緒に除夜の鐘で清めてもらいましょう。


……

　健康診断のある日は気が重い。とくに身体測定のあとは憂鬱だ。女子にとって非常にナイーヴな部分の数値化は、こと修羅場を生みやすいのだろう。

　聡子と理子の双子はまだいい。顔を真っ赤にして嫌がる妹の聡子の胸を揉みしだきながら、「わたしたちまた1カップ上がったの。嬉しい？」と笑う姉の理子。これは姉妹愛として見ていて微笑ましい。



「つまりだ。カップサイズってのはな、見た目の大きさとかじゃなくて、きちんとしたトップとアンダーの寸法の差なわけだ」と、ブラウスを脱いで実物で説明してくれる怠子先生も教師の鑑だと思う。「ん……やりにくいなら、直接触ってもいいよ……？」は朗子。これは兄貴分として妹の成長を確かめているだけ。何もやましいことはない。



「お金取りますけど触ってみますか」真顔でそう言う尖子もイーブンな取引の良い例だ。活子に大声で胸囲を暴露され、たまたま居合わせた俺に鉄拳制裁を食らわせる慎子には少し閉口してしまう。そのあと「うぎゃー」と活子の断末魔が聞こえたからよしとするが。



　タチが悪いのはこの二組だ。まずは寧子と月子。俺を引き止めるなり、いきなり「どっち？」と訊いてきた。「譲れません……これだけは、譲っちゃダメなんです……っ」と拳を固める寧子に、「私のほうが、もっとすごい事してあげられるよ？」と挑発的な月子。一体何のこっちゃ。ワケも解らず片方を選べばもう一方が泣く。よくよく後になって「どっちの胸が大きい？」と知ったときは心底呆れた。触りもしないで判るものか。次は裸で来いと、俺は二人を諭した。



　何よりも理不尽だったのは独子と漢子だった。これも寧子と月子と同じ。突然「どっち？」と選ばされた。独子を選べば漢子の回し蹴りが唸り、奥歯が欠けた。かたや漢子を選べば、強制転校の憂き目に会う。漢子が格闘技のカポエラの師範代だということ、独子が学園の理事長の孫娘だということも、俺はまったく知らなかった。

　そんな俺も今年は学習した。どんな修羅場も穏便に切り抜ける魔法のことばがあった。これは先達者から学んだひとつの処世術である。

「え？　なんだって？」

　神は天にいまし、全て世は事も無し。今日も学園は平和だ。　　





　さてさて。これからの予定をつらつらと。年末進行で忙しくなってしまいますが、取り敢えずしばらくはJG2の小ネタを書きたいなと思っております。以下、覚え書き程度の創作メモ。

　楚子。こちらイクセマさまリクエスト。今年で廃部になってしまう演劇部の「俺」と楚子のふたり。両思いなのに、お互いに気持ちを心の台本に書いたまま、台詞に変えられないでいる。演劇部最後の活動となる文化祭での二人芝居。その練習のさなか、ふいに楚子が即興（アドリブ）を入れようと言い出して……。

　理子。ソロで、エロくない方の理子（笑）。通学の電車内で「俺」は理子を見かける。しかし、学園の最寄駅で降りようとはせずそのまま電車に乗り続ける彼女。その物憂げな表情に声を掛けられぬまま、「俺」は理子とともに終点へ。そこは人もまばらな静かな海だった……。

　独子。ペットの話題で盛り上がった昼休み。猫派の「俺」も猫の魅力について熱弁をふるう。放課後、帰ろうとする「俺」を呼び止める声。そこには独子が立っていた。学園の理事長の孫娘であり、みなが畏敬の念を抱く彼女が「俺」を呼び止めた理由とは……。

　月子。まったく知らないで聴いていたラブライブの曲「Love marginal」からインスピ。片思いしている女の子の歌。友人のために身を引いているけれど、募る思いは隠しきれなくて…みたいな。『こころ透明な私を返して』のフレーズが耳に残って離れないので、妄想化してしまおうと。

　以上、なんとなーく書けそうなネタで。目指すは曹子除いた全員を…！と言いたいところですが、残った面子がだんだんとレギュラーから外れた脇役になってしまい、なかなかキャラクターの性格に合ったストーリーが浮かびません。ただ、妄想のアイデアはふいに降りてきますから、のんびりやろうと思っております。

　それでは(･ω･)